例の記事では日本のトッププロがデッキ構築能力は日本には足りないという言い方をしている
。これは何故か足りない頭で少し考えてみた。

個人的な雑感として今のMTG環境は勝ち=正義、負け=悪という部分が少なからず横行してると思っている。

それを踏まえた上で最近の日本のMTGプレーヤーは基本的にはネット等でデッキレシピを拾い、それを発展させて作る人が大多数を占めている現状があり、それがメタゲームを構築している現実がある。

ネット等で拾えるデッキレシピというのは大体においてどこかで結果を出したデッキであり、デッキパワーが高いデッキがほとんどであること。完成度も高い場合が多いことから結果を求めるならコピーデッキというのは一番手っ取り早い手段なのである。

別にコピーデッキが悪いとは言わないがデッキ構築能力という一点だけで見るならばこの部分の衰退を助長している最たる原因はここにあると言わざるを得ないと思うわけである。

さて、ではどうするべきか?日本のトッププロ達のインタビューなんかを読んでいると何人かはデッキ構築自体を放棄しているようなコメントを残している。確かに一からデッキを作り上げるというのは多大な労力がかかることだし終わりが見えない作業だ。しかもリスクも高いときている。デッキに限らず世の中元からあるものをマイナーチェンジする方が基本的には楽なのである。だからこそ作り出そうとする意思を明確に持たなければ新しいものはいつまでたっても出来ないと思う。

僕が思うに新しいデッキを作り上げるのに必要なのは1つの完成されたデッキじゃなく100個の失敗作なのだと思う。そしてデッキデザインに必要なのはこの失敗を恐れずデッキを組む覚悟と決意だと思う。それが持てたとき初めてデッキビルダーになれるのではと思うのだがどうだろうか?

コメント

荒@新宿勢
2010年9月8日21:58

練習メニューに「デッキ構築」を追加してみるとか。

GCC広報
2010年9月9日3:03

>ひ
激しく同意

ジャスコ@みゅー様の大ファン
2010年9月9日10:35

荒>まあそれも一つの方法なのかも。でも個人的に思うにはコンセプトを決めた上で出来るだけたくさんの人を交えたデッキ作りってのができる環境になればいいんでない?実際前のPWCで俺が仲良くさせてもらってた人達ってそれができてた気がする。

いとをさん>まあ日本人の体質なんですかねwwあまり建設的な意見ではないのがあれですが…

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